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職人紹介
堀口切子について
大正10年(1921)に堀口市雄(初代秀石)は江戸切子(カットグラス)技術習得のため江戸切子技術伝承者小林菊一郎に弟子入りしました。その孫である堀口徹は、二代目秀石(須田富雄、江東区無形文化財)に師事し、その後、平成20年に三代秀石として、技術と精神を継承し堀口切子を設立しました。堀口切子は、硝子と真摯に向い合い、その凛とした透明感と華やぎの中からお客様に感動と笑顔と驚きを伝えるため日々研鑽に努めております。堀口切子は、この「ものづくり」の伝統を守り、「本物」をお客様にご提供し続けてまいります。
秀石について
初代である堀口市雄が江戸切子作家として名乗った号で、現在は堀口ブランドにおいて特に優れた商品に対してその箱書きに「秀石」の名を記し、落款を押印しております。これによって品質の高さを保証するとともに弊社職人の気概の証とさせていただいております。
初代秀石
堀口市雄(1912–1983)
わずか10歳で叔父にあたる小林菊一郎に弟子入り。1947年、江東区大島2丁目に堀口硝子の前身となる工房を設立。
1961年、「秀石」を号す。アイデアに溢れ、時代の最先端技術を駆使して新境地を開拓、現在の堀口硝子の製品作りに踏襲される斬新で新しいデザイン性の高さが信条。
二代目秀石(須田秀石)
須田富雄(1924–2013)
1936年、市雄と同じ工房に入門後、彼と行動を共にし右腕として活躍する。1985年、「秀石」を継承、長年にわたって堀口硝子の工場長を務める。1990年、東京都江東区登録無形文化財に認定。切子職人として高度な技術を誇り、八角籠目文など繊細で緻密なカットを最も得意とする。
職人紹介
三代秀石 堀口 徹
Shūseki (III), Toru Horiguchi
1976年、東京都に生まれる。二代目秀石(須田富雄 江東区無形文化財)に江戸切子を師事した後、三代秀石を継承。堀口切子を創業し、日本の伝統工芸士(江戸切子)に認定される。これまでに江戸切子新作展最優秀賞やグッドデザイン賞をはじめ、数々の受賞歴を持つ。また、日本における展覧会のみならず、ニューヨークやパリ、ロンドンなどでも作品を発表。海外でも好評を博し、美術館や博物館に所蔵される。そのほか、有名ホテルの照明やパッケージデザインの監修等も手掛け、ジャンルを超えた幅広い活動を展開。江戸切子の魅力を広めることに尽力しつつ、近年は後進育成にも力を注いでいる。
三澤 世奈
Senna MISAWA
1989年、群馬県に生まれる。明治大学商学部卒業。大学在学中、三代秀石 堀口徹の作品に感銘を受け、門戸を叩く。2014年、堀口切子 入社。江戸切子を継承する者となるべく、日々研鑽に努める。
坂本 優輝
Yuki SAKAMOTO
1998年、北海道に生まれる。留萌高等学校卒業。高校在学中、江戸切子に興味を持ち、堀口切子での職業体験を希望する。2017年、入社。江戸切子職人では最年少(2018年現在)で、日々研鑽に励む。